廣瀬 慧グループ
廣瀬 慧HIROSE Kei九州大学 |
研究開発テーマ
マルチスケール構造解明のためのビッグデータ解析手法の研究開発
研究概要
第1ステージでは、接着強度の予測を行うための統計モデルの基礎を構築してきた。第2ステージでは、第1ステージで培ってきた予測手法を数学的に深化させ、実用的な統計モデリングを構築する。具体的には、疲労寿命予測において、目的変数が超高次元もしくは無限次元の場合に、スパース多変量解析によって予測する。さらに、データに欠損がある場合にも対応できる、汎用性のある手法を提案する。提案したモデルに対し、実験間のばらつきを精確に捉えるため、誤差分散を適切にモデリングし、予測区間を構築する。以上の統計モデリングは、実験を行う実務家や研究者と議論し、現場の直感を数学の問題に置き換えることによって初めて実現ができるようになる。