研究開発体制
Organization
佐藤 絵理子 グループ
研究概要
易解体性接着材料は、使用時の十分な接着強度とオンデマンドな解体(剥離)が可能な材料であり、被着体のリサイクルに加え、不良部品の交換による歩留まり率向上、製造工程における仮接着による生産性向上など様々な場面での活用が期待されている。接着性と解体性は相反する性質であり、これらを1つの材料に両立させるには、接着および解体メカニズムの理解に基づく材料設計が必要不可欠となる。研究担当者がこれまで培ってきた高分子合成技術、高分子反応の制御技術、および易解体性接着材料の設計と評価に関する知見と経験を駆使し、本プロジェクトでは新規刺激応答性樹脂の設計に基づく高性能易解体性接着材料の開発に取り組む。